AGA治療
AGAの治療について
AGAの治療
AGAの治療はこんな方にオススメです
- 家族(両親・兄弟・祖父母)に薄い人がいる
AGAは、一般的に遺伝が関係すると言われており、ご家族に薄い方がいる場合は治療が必要かもしれません。 - シャンプーやブラッシングした時や朝起きた時の枕の抜け毛が多く気になる
- 思春期頃から抜け毛が気になり始め、現在も薄毛が酷くなってきている気がする
- うぶ毛のような細くて短い毛が多くなりハリやコシがなくなっている
- 額の生え際が後退している、そりこみ部分が深くなってきている
- 服のワキの下に黄色い汗染みができる
- 頭頂部が薄くなってきている
- 頭皮が油っぽくベタベタしている
AGAとは

AGA(エージーエー)とは、「男性型脱毛症」の意味で進行性のある症状です。
思春期が終わる頃から徐々に髪が薄くなる状態になっていき、ずっと薄毛・抜け毛が進行し続けていくのです。
特に、額の生え際が進行するM字ハゲや頭頂部が円形に薄くなるO字ハゲが特徴と言えます。
一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
AGAは進行性です。下のグラフのように5年でかなりの毛髪量が現象していくことがわかります。
その為、早めに進行を抑制するAGA治療をはじめることが大切となってくることがわかります。

AGAでは20代後半~30代にかけて症状が顕著にあらわれ40代以降に完成されます。
男性の3割~4割にAGAが発生すると言われています。
20代からなんとなく髪のボリュームが少なくなってきたのにそのまま放置しているとどんどん髪の毛の本数が減り続け、元に戻らなくなってしまいます。
その為20代からプロペシアを内服するなど早めのAGA治療が大切になってきます。
すでにうぶ毛が多くなってきている場合は、そのうぶ毛を太くしっかり腰のある毛質にするにはミノキシジルを併用されることが相乗効果となります。
特に頭頂部の薄毛に関しては、血流がしっかりと行き渡っていないことが原因で毛質が細く育っていない場合も考えられます。 その場合ミノキシジルにより血流が促進されるとしっかり毛質が太くなり頭頂部の薄毛が気にならなくなる場合もございます。

またAGA(エージーエー)では普通、うす毛になっていても、うぶ毛は残っています。
毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。決してあきらめる必要はありません。
毛包が存在している場合は、成長因子を注入することで発毛を行うことも可能となります。
発毛しなくなった毛包の状態が5年以上続くと毛包が退化しなくなってしまいますので、毛髪が生えなくなり5年内に毛髪再生治療による成長因子注入を行うことが大切となります。
AGAの抜け毛のメカニズム
毛髪には、成長期・退行期・休止期があり、この発毛・脱毛のサイクルを繰り返していきます。
この、伸びては抜け、また新しく生えてくることを繰り返すことを「ヘアサイクル」と呼んでいます。
通常、成長期においてうぶ毛が2~6年かけて しっかりと太い元気な毛へと成長していくのですが、 AGAの場合男性ホルモンにより頭髪の脱毛が促進され、うぶ毛の状態ですぐに抜け落ちしてしまいます。
このような状態の毛周期を繰り返す過程で成長期が短くなり、毛包がミニチュア化し、柔かい毛(軟毛)の割合が増加 していきます。
その結果、ボリュームがなくなりスカスカした感じとなり地肌が透けて見えてきてしまうのです。
特にAGA
男性ホルモンによる脱毛促進を妨げるには、プロペシアの服用が有効です。
成長期において、コシのある太いしっかりした毛質するには、ミノキシジルにより頭皮の血流を促進して栄養をしっかり行き届ける事が有効です。
休止期になり、発毛しなくなった場合、成長因子を注入し発毛を促せることが有効です。
- 退行期
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- 毛乳頭細胞が小さくなり、毛髪の伸長が低下してくる。
- 退行期が2週間程続き、その休止期となる。
- 成長期
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- 毛髪を成長させる毛乳頭細胞が最も活発に行動し太く長い毛を育てる時期。
- 通常は2~6年続くがAGAの場合数ヶ月~1年程度で終わってしまいます。
- 休止期
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- 活動が終わり毛髪の成長が停止する。髪が抜け落ちる時期。
- 通常3~4ヶ月後にはまた成長が始まるが、AGAが進行するとこのまま生えなくなる。
- 5年以上、休止期が続くと、再度 発毛させることがむずかしくなります。


図のように毛包は、成長期、退行期、休止期のいずれかの状態にあり、このうち成長期が一番長く通常2~6年間続きます。
しかしAGA(エージーエー)の人は成長期が短くなるため、髪の毛が十分に成長しません。
AGAによる脱毛の原因

AGAの原因は、男性ホルモンによる脱毛促進が原因です。
男性は思春期以降にテストステロンという男性ホルモンの分泌量が増加します。
20代からこの男性ホルモンの分泌が盛んになると男性らしい身体つきになったり、ヒゲが濃くなったりするのです。
この男性ホルモンが頭皮に到達すると 頭皮にある5α還元酵素と結びついて、DHTという強力な脱毛作用のある男性ホルモンに変化してしまいます。
このDHTにより脱毛が促進され、毛周期が早くなり頭皮に毛が出てくる前に脱毛されてしまい、薄毛になっていくのです。
ただし、AGAは脱毛が早いだけで毛を生成する力がなくなっている訳ではないので、脱毛抑制を行い、生成する力を成長因子によって補ってあげることで、しっかりとした毛髪に戻すことが可能となります。
さらにこの男性ホルモンが過剰に分泌されると皮膚の油分が多く分泌され肌が油っぽくなったり、毛穴に油分がつまり栄養が毛髪へ届かなくなり脱毛を増長させたり、軟毛になる原因となります。
その為、毛穴の過剰な油分を取り除いてあげることも薄毛治療の大切なこととなります。
AGA以外の薄毛・脱毛症
脱毛症 | 症状 | 原因 |
---|---|---|
AGA(エージーエー) | 思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなり、進行します。 | 遺伝やDHTなどが原因です。 |
薬剤による脱毛 | 抗癌剤による成長期脱毛。 高度のびまん性脱毛をきたします。 |
抗癌剤により高度の脱毛が起こることはよく知られています。 抗癌剤以外の薬剤によっても脱毛の原因となることがあります。 |
粃糠(ひこう)性脱毛症 (脂漏(しろう)性脱毛症) |
フケが増え、抜け毛が増えます。 | フケが増え、毛穴がつまって、毛根部の活動が悪くなり、抜け毛が増えます。 |
AGA以外の薄毛の方は、毛髪再生医療による治療がおすすめです